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新学期がはじまったということで「時間の使い方」についてかんがえてみよう【新入生、新社会人、新生活を始める方など】~スキルを磨け~

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/pdmagazine

 

おひさしぶりです。ついに春休み、おわりましたね。みなさんはいかがお過ごしだったでしょうか。

 

ぼくはというと、この春休みは仕事をつめこみすぎてぜんぜん春休んでなかったです。というのも、今年度で晴れて三年生になったので、世にも恐ろしい「就活」の足音がきこえてくるわけですよ。ほんとはほかにも理由があるんですけど、まあそれはまた機会があったらでいいでしょう。とにかくのんびり春休んでもいられなかったんです。気持ち的に。

 

この2か月というながい春休み期間にぼくが意識したことはなにかというと、「時間を有効的に使う」ということです。当たり前のことなのですが、しかしこれは徹底的に効率化を図るというだけではありません。そういう色はつよくなりますが、それだけではないのです。今回は効率化と非効率化の2方面から論じていきましょう。

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効率化とはなにか

 

「時間を有効的に使う」と聞いたら多くの人が思い浮かべるのはこれだと思います。実際、これは大事ですよね。たとえば、時給900円のマックのバイトと、時給2000円の家庭教師のバイトだったら、後者の方が圧倒的に効率よく稼げますよね。この例の場合、後者は前者の2倍以上、時間を有効的につかっているようにみえます。

 

しかし、ほんとうに家庭教師のほうが効率的に時間を使っていると言えるのでしょうか。家庭教師というのはいままでじぶんが培ってきた知識やノウハウを、自らの時間を削って生徒に伝え、成績を上げるのがお仕事です。これは大学生にとってはなんの学びにもなり得ません。教師を志すなら別ですが。そんな学生は一握りでしょう。一方、マックの場合は一から仕事を覚えなきゃならんので、パテの焼き方から営業スマイルまでありとあらゆるスキルを身につけることができます。飲食の大変さや、業界の裏側も知れます。そんなもん将来何の役に立つんだとか、マックの仕事だって一通り覚えたら学びもなくなるだろうが等の反論があるかと思いますが、このタイミングでつぎのステップへ進みましょう。

 

 

経験を積み上げていく

 

たしかにマックの業務のなかには将来何の役にも立たないことがたくさんあるでしょう。そう感じるのならば、より自分にとって学びの多そうなバイトを探せばいいのです。もしやりたいことが明確に定まっているひとならバイト選びの基準は簡単ですね。やりたいことにかかわる職につけばいいだけです。明確でなくとも、ぼんやりとしか決まっていない人も、基本的にはおなじです。ぼんやりとしか決まっていない分、探すモチベが低いかもしれませんが。まったくやりたいことがないって人はとにかくいろんなバイトなり体験をしましょう。好きなことの方向性がみえてくるはずです。

 

そして、一通り仕事をおぼえてしまったら、その仕事はやめましょう。せっかく覚えたのにもったいない?いやいや、あなたの時間をすでにできるようになったことに費やし続けるほうがもったいないです。いくら時間を費やしたところであなたの手元に残るのはいくらかのお金だけ。仕事って、研修中が一番オイシイんですよ?何の仕事もできないあなたに研修時給とはいえ安くはない賃金を支払ってくれるのですから。勉強しながらお金がもらえるなんて、すてきじゃないですか。利用できるもんは利用しようぜ

 

バイトっていうのは時間の切り売りだととらえられがちですが、切り売りになるかどうかはじぶんの意識次第です。

 

なんかバイト論みたいになってしまいましたが、日常生活全般にあてはまります。バイトして経験と時給稼ぐよりは本を読んでたほうが学びが多いと感じるならそうすればいいし、寝るほうが有意義だと思うなら寝ればいい。人生は選択の連続ってどっかの偉い人が言ってましたけど、ほんとにその通りです。

 

ま、そうは言ってもお金を稼がなきゃいけない部分ももちろんあるでしょう。であれば、お金を稼ぐのに費やす時間で得られる収入を最大化する努力をしましょう。端的に言うと、時給を最大化せよ、です。もしくは、不労所得をつくるか、ですな。後者はなかなか難しいと思いますが、雇う側の視点を持ち続けるのは大事だと思います。時給の最大化については、たとえばぼくは私立高校の学習アドバイザー、家庭教師2件、メーカーの企画インターン、コンサル系のベンチャーでのインターンなど、いろいろやってます。この中でいちばん時給がいいのは家庭教師なのですが、前述したとおり学びがないのが難点です。大して時間がとられていないのがせめてもの救いですが…。こうして収益を多角化することがなぜ時給をあげることにつながるかというと、収入源をほかに残しておくことで賃金交渉を優位にすすめることができるからです。ほんとうは時給という考え方をやめることが収入を大きくふやすキーだと思うのですが、一学生はそうはなかなかできないですからね…。

 

 

と、前置きが長くなりましたが今週のお題「青春の一冊」ウォルター・アイザックソン著のスティーブ・ジョブズの伝記ですね。この本が出たのはたしかぼくが中学3年のころだったと思うのですが、ジョブズの仕事ぶりや破天荒さ、周りを巻き込んでいく様子なんかを思い浮かべながら興奮してました。このころからでしょうかね、ぼくがなんとなくビジネスの世界に興味を持ち始めたのは。時間を有効活用することも、経営者の視点に立って考えることも、この本に出会ってなかったら意識していなかったかもしれません。そういう意味で、ぼくのものの考え方の土台となっているのがこの本だと言っても過言ではないでしょう。とくに大学生になりたての方、今後のものの見方が変わること必至なので是非一読を。あ、ちなみにアフィリエイトはやっていないので下記リンクから本を購入してくださってもぼくには一切フィーは入ってきませんのでご安心を。(訳:ステマじゃないよ)

 

www.amazon.co.jp

 

では、今日はこの辺で。

 

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