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社員の平均年収3000万円!リーマンショックがなぜ起こったのかよくわかる「外資系金融の終わり」

ども!KIDです!なんでも相武紗季さんが結婚されたみたいで、世の男性のため息が聞こえてくるようです。一般人男性はどうやって相武紗季みたいな女優と出会うんでしょうね。


さて。ぼちぼち読んできた本のレビューを書き始めようと思っていたので、本日はゴールデンウィークレビュー第一弾。外資投資銀行の実情をリアルに描いた外資系金融の終わり」(藤沢数希著)を紹介します。


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藤沢数希の著作

著者の藤沢数希は言わずと知れた恋愛工学の生みの親(笑)。非モテコミットとフレンドシップ戦略ばかり繰り返していた「わたなべ君」が「永沢さん」と出会うことによってモテ男へと生まれ変わる様を描いた「僕は愛を証明しようと思う。」はなかなかの問題作だったと思います。はてなブログを日常的に読んでいる方なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

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こちらの本は僕がレビューするまでもないと思うのですが、同じく藤沢数希さんが書いた「外資系金融の終わり」という本を読んだことがある方はそう多くはないのではないでしょうか。


藤沢さんは海外で物理学の博士号を取ったのちに外資系金融機関でクオンツやトレーダーの仕事をしていたという経歴を持っており、金融業界に対する知見が深いです。そんな彼がリーマンショックについて知識がない人にもわかりやすく解説しているのがこちらの作品。藤沢さん独特の語り口調が難しい話をフランクにしてくれます。

リーマンショックはなぜ起こったのか?サブプライムローンってなに?


さて、ここからが本題なのですが、リーマンショックとは言わずと知れた、大手投資銀行リーマンブラザーズが経営破たんしたことで世界中を不況の渦に巻き込んだ、あれですね。2005年から2006年にかけてピークを迎えていたアメリカの住宅バブルがはじけ、住宅価格は急速に低下しました。アメリカでは当時、各世帯ごとにマイホームを持つことを推進しており、貧困層向けに「サブプライムローン」と呼ばれる、住宅を担保としてローンを組む「モーゲージローン」が普及していました。

が、住宅価格が下落し、たとえ家を手放したとしても借金を返すことができない状況になったことで債務不履行が頻発。アメリカでは住宅ローンの証券化が進んでおり、サブプライムローンを束ねて作った商品が大量にありましたが当然それらも紙くずになります。こういった商品を大量に抱え込んでいた投資銀行は大打撃を受けたというわけです。

映画「マネー・ショート」でも描かれた「世紀の空売り


世界経済は大打撃を受けましたが、その裏でとんでもない額を設けた人物がいました。彼らは世界が不景気に陥る方に「賭け」、大金を手にしたのです。

証券取引の世界には空売り(ショート)と呼ばれる取引方法があります。これは、たとえば100円のペンがあったとして、いまそれを売ったことにして、一定期間後に買い戻す契約を結ぶというものです。一か月後にペンを買い戻す契約を結んだとすると、仮にそれが80円に値下がりしていた場合、100-80で20円の儲けが出ることになります。逆に、120円に値上がりしていた場合は20円の損失です。だれも住宅バブルがはじけるとは思っていなかった当時、サブプライムローンで構成された金融商品は大人気の投資先でした。それが突然紙くずになったのですから、ショートしたかれらの儲けは凡人では一生見ることのない額でした。


「マネー・ショート」に興味を持った方はこちらをどうぞ。
www.moneyshort.jp


年収3000万のサラリーマン


ゴールドマンサックスなど、名だたる投資銀行の社員の平均年収は3000万円らしいです。リーマンショック前は平均7000万だったとか。一介のサラリーマンがこれだけ高い給与を得られるのは金融業の構造ならではですね。新卒でゴールドマンに入った方は親御さんに年収を言えないという話も聞いたことがあります(給料が高すぎて新卒で父親の年収を超えてしまうため)。何とも夢のある話ですね。

まとめ


CDOなど、耳慣れない単語がたくさん出てきますが、藤沢さんの面白い文章で抵抗なく読めると思います。気になった方は是非。

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同じく藤沢さんの著書の書評として、こちらもどうぞ。
totaltenbosslove.hatenablog.com

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