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【書評】メンタリストDaiGo「自分を操る超集中力」~集中力をコントロールする4つの方法~

こんにちは。今回は、メンタリストDaiGoさんの著書、「自分を操る超集中力」をレビューしていきたいと思います。こちらの本にはウィルパワーと呼ばれる集中力の源となる力をいかにうまく使って自分のパフォーマンスを向上させるかということを、ウィルパワーを増強する・ウィルパワーの消費を抑えるという2つの点から解説しています。最近疲れやすいな…とか、仕事でうまくパフォーマンスが出せない…とお感じの方は、ぜひ一度手に取ってみると改善の一助になるかと思います。

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 概要

第1章:集中力を自在に操る3つのルール

集中力を操るためのルールが3つあるとDaiGoさんは言います。1つ目は、集中力は鍛えられるということ。上にも書きましたが、集中力はウィルパワーを消費することで持続できることがわかっています。ウィルパワーの出どころは1つで、脳の前頭葉からのみ生み出され、量が決まっています。そして、「集中力を鍛える」ためにはウィルパワーの量を増やすか、ウィルパワーの消費を抑えるということが必要になります。第1章の初めはその方法について書かれています。

2つ目は、集中力の高い人は、実は長時間集中していないということ。集中力はもともと持続しないようにできており、それを無理に持続させようとせず、短い時間で作業を区切ることで作業の効率がアップします。

3つ目は、集中力の高い人は「疲れ」を脳でコントロールしているということです。「プライミング効果」というものをご存知でしょうか?これは、観念によって人の行動が変わるという理論です。例えばゴリラ、キリン、ゾウなどの動物の種類を挙げられた後に「スピードの速いものは?」と聞かれると、光や新幹線などほかにもっと速いものがあるにもかかわらず「チーター」と動物に限定した答えをしてしまうというようなものです。このように思い込みというのは脳に大きな影響を与え、思い込みをコントロールすることで脳の疲れまでもコントロールできるとDaiGoさんは主張します。

第2章:高い集中力を生み出す7つのエンジン

高い集中力を生み出すための要素は7つあり、それぞれ場所、姿勢、食事、感情、習慣、運動、瞑想だといいます。これらの要素だけを見ると割と一般的なものが多いという印象を受けますが、それぞれ具体的な集中力の高め方が書かれており大変参考になりました。

たとえば食事。脳は全体重に占める割合が2%なのに対し、エネルギー消費量は18%にも上ります。よって、脳に栄養を供給するための食事が大変重要になってくるのですが、食事をとる際には低GI食品がいいといいます。通常、食事をとったあとは血糖値が急激に増加しますが、増加した後は急激に低下する傾向があり、その際に集中力が失われてしまいます。低GI食品は血糖値の上昇カーブをゆるやかに抑え、集中力の持続に役立ちます。そのほかにも間食にはナッツがいい、エナジードリンクの最適摂取量など、興味深い情報がたくさんありました。

第3章:疲れをリセットする3つの回復法

疲れを癒すためには、睡眠をとること、感覚をケアすること、不安を書き出すことが有効であるとDaiGoさんは言います。特に興味深かったのは睡眠の部分で、睡眠時間の個人差の話から睡眠の役割、そして質の上げ方など、実践しやすく納得感のある情報が多かったです。具体的に何時から何時とか、何時間といった数字が書いてあるのがうれしいですね。

第4章:集中力を自動でつくりだす5つの時間術

より有意義な生活をおくるためには、集中できる時間を確保する必要があります。無駄な時間を削り、多くの行動を「仕組化」することでそれが可能になります。時間を確保するために有効な手段は5つあり、超早起き、ポモドーロ・テクニック、ウルトラディアンリズム、アイビー・リー・メソッド、スケジュールに余白をつくるということが挙げられます。

いくつか耳慣れない単語が挙がっていますが、このうちポモドーロ・テクニックを紹介したいと思います。ポモドーロ・テクニックとは、25分の集中と5分の休息を交互に取ることで集中力を持続させるテクニックです。この際、やることは1つに集中するようにすると良いみたいです。みなさんはどうしてもやる気が出ないと感じるものの、いざ机に向かって勉強をはじめるとどんどんはかどっていくという経験がありますか?実は人間というのはやる気が起きるから行動するのではなく、行動をしていくうちにやる気が出る生き物なので、とりあえず行動をして、時間を短く区切ってリズムをつくるというのはとても有効な手段なのです。

 

最後に

DaiGoさんが様々な研究結果を取り入れて確立した「集中力を生み出し、持続する方法」を紹介していきました。今回挙げたのはほんの一部ですので、興味のある方はぜひご一読ください。図解も取り入れられており、大変わかりやすく読みやすいですよ。