こんにちは、KIDです。
今回は、最近資格取得したいと思ったUSCPA(米国公認会計士)についてご紹介したいと思います。皆さんは、公認会計士のことはご存知ですか?企業の監査をする業務を行っている方々のことですね。では、USCPA(米国公認会計士)はどうでしょうか?あまり耳慣れない方も多いかと思います。これから、USCPAの概要や、日本の公認会計士との違い、気になる年収などを紹介していきたいと思います。
USCPA(米国公認会計士)とは?
概要
USCPA(U.S. Certified Public Accountant, 米国公認会計士)は、米国各州が認定する公認会計士資格です。
その歴史は、ニューヨーク州において公認会計士制度が創設された1896年にまで遡ることができ、第1回公認会計士試験が施行された1917年から数えて100年近い歴史を誇ります。
米国の資格でありながら、日本をはじめ世界中の様々な業種、職種、年齢の方が就・転職、キャリアアップなどのさまざまな目的でUSCPA試験にチャレンジされています。
このことからもUSCPA(米国公認会計士)は、世界で最も広く認知されたビジネス資格と言っても過言ではありません。
USCPA(米国公認会計士)資格の大きな魅力は、活躍の場の広がりです。たとえば現在AICPA(米国公認会計士協会)に登録している会員は、60万人を超えますが、会計事務所で監査業務等に従事するUSCPAは、全体の4割に過ぎません。
その他の6割は事業会社や官公庁で会計・財務を中心とする幅広いポジションで活躍しており、経営職としてCFO(最高財務責任者)さらにはCEO(最高経営責任者)といったポストに就く例も決して少なくありません。(AbitusyのHPより引用)
上記の通り、由緒ある資格であることがわかります。
出題内容
・Financial Accounting & Reporting (FAR・財務会計)
・Regulation (REG・諸法規)
・Auditing & Attestation (AUD・監査及び証明業務)
・Business Environment & Concepts (BEC・ビジネス環境及び諸概念)
の4つの分野の試験を受ける必要があります。
会計の知識だけでなく、英語・ITなど幅広い分野の知識が求められます。その分一つ一つの問題は日本の公認会計士試験と比較すると優しく、広く浅く知識を求められる私見だと言えます。
公認会計士との違いは?
公認会計士は記述問題が多く、会計に対して深い理解が求められますが、USCPAは広く浅く知識が求められます。また、USCPAは科目ごとに試験が受けられ、さらにパソコン上で受けることになるため、資格をとるチャンスが多いです。
日本では毎年何人合格してるの?
毎年の日本人の合格率は大体20%弱で、受験者は1800人ほどのようです。
単純計算で毎年300人ほど合格していることになりますね。
(ソース:NASBA)
https://media.nasba.org/files/2017/01/2014JurisdictionBookNASBAWebsite.pdf
勉強時間は?
一般的に1000時間集中して勉強すれば合格できると言われています。
週に20時間勉強するとしたら50週、1年で合格できる計算になりますね。ただ、これは予備校のマーケティングのために短く出している可能性が高いので過信は禁物です。
独学?予備校に通う?
現状、日本ではUSCPAの参考書が少なく、かつ日本語で解説をしているものは皆無です。なので、完全独学は厳しいのではないでしょうか。
予備校はアビタスがよさそうですね。
USCPAを取った後は?
USCPAは転職に有利?
転職には確実に有利だと言えます。公認会計士資格に負けず劣らず、むしろグローバルに通用する資格である分、海外展開をしたい企業にとってはUSCPAのほうが重宝される場合もあるのではないでしょうか。
平均年収は?
平均年収はわかりませんが、仮に監査法人に入った場合は30前後で1000万に到達することもできるようです。ほかにも外資系企業であればFP&Aという経理と経営企画が一緒になったようなポジションでの採用があり、現在の年収よりも100~200万上がることは珍しくありません。予備校に通う場合はウン十万かかってしまいますが、一年でペイする投資になるでしょう。
なぜUSCPAを取りたいと思ったか
USCPAを取ろうと思ったのには2つ理由があります。
1つは早めに自分の明確な「強み」を持ちたかったこと。長い社会人人生において、目に見える強みがないことはすごく危険だと思いましたし、転職するにしてもキャリアの幅が広がる資格が欲しかったからです。
2つ目は、現在仮想通貨(暗号通貨)に絶賛ハマり中でして、将来仮想通貨に関わっていきたいと思ったからです。え?何の関係があるの?とお思いの方もいると思いますが、仮想通貨の会計周りって、まだ全然整備されていないんですね。なのである程度整備された段階で、仮想通貨のことがわかる会計士のニーズが爆上がりすると思うのです。USCPAならグローバル環境にも対応できますし、黎明期の仮想通貨業界では重宝されるかなと。
まとめ
以上、USCPAについて簡単に解説しました。これからは簿記、USCPAの勉強をガシガシ進めていきます。読んでいただきありがとうございました。
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