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「働く」意味ってなんだろう【楽しさ、辛さ、だるさ、楽さ】

こんにちは。今日は「働く」ということについて考えてみたいと思います。

 

こんな記事を読みました。

www.onecareer.jp

これは、就活生にはおなじみのone carrerの記事なのですが、ライターはあの「もはや日記とかそういう次元ではない」を運営している、熊谷真士さんなのです。「スタバでダベる女子大生に対し畏敬の念を禁じ得ない」で一躍有名になった、あの熊谷真士さんです。

manato-kumagai.hatenablog.jp

 

 僕は今、就活生です。大学に入りたての方にとっては、「働く」ということは自分とは無縁のものかもしれません。逆に社会人の方にとっては、毎日忙しくて「働く」ということについて考える時間はあまりないのかもしれません。こちらの記事を読んで少し思うところがあったので、就活生という立場から「働く」について考え、なんらかのアウトプットを出していきます。

 

 

「働く」ってなに?

 ネットで「働く 意味」と打つと1440万件ヒットします。それだけ働くことに疑問を持った就活生や、働くことが嫌になった社会人が多いということなのでしょうか。

 

ちなみに、辞書的な意味を検索すると、

目的にかなう結果を生ずる行為・作用をする。仕事をする。

 と出てきます。

 

つまり、なんらかの目的をもっていて、それを達成するためにやる行為が「働く」ということになります。

 

「目的」とは?

では、その「働く目的」とはなんなのでしょうか。真っ先に出るのはお金ですよね。お金は大事。

 

ですが、お金といってもひとによってイメージする額は違います。それは、ひとが欲しているモノが各々違うからです。美味しい料理が食べたいとか、知らない場所にたくさん行きたいだとか、大きな家に住みたいだとか。となると、お金は目的ではなく手段になるような気がします。しかし、仕事をすることで直接これらの願いが叶うわけではないので、お金は手段でもあり目的でもあると言えます。

 

とすると、基本的にはお給料が高い仕事が多くの人が就きたいと望む仕事なのでしょうか。これはイエスでもあり、ノーでもありますよね。

 

例えば、ホワイトな大企業は多くの人が働きたい場所ではないでしょうか。安定している上に給料もたくさんもらえます。では、麻薬の取引補助や風俗はどうでしょうか。これらの仕事をしたいと感じる人は少数派だと思います。

 

世の中は需要と供給で成り立っています。つまり、雇いたい人がいて、雇われたいと思う人がいなければ、雇用関係というのは成り立ちません。それに加え、サービスを提供する会社があって、そのサービスを利用する人がいないとビジネスは成り立ちません

 

こうして考えると、高給な仕事というのはサービスを提供することで得られる利益が大きいか、何らかの理由でその仕事をやりたいと思う人が少ないか、またその両方であると言えます。

 

つまり、投資銀行の給料が高いのは得られる利益が莫大である上に必要な人員(あるいはその業務をこなすことができる人員)が少ないからこそであり、美容師の給料が低いのは一人あたりが稼ぐことのできる金額が大きくないからです。

(インベストメントバンカーの実態についてはこの本に詳しく書いてあります)

では、単純にインベストメントバンカーは働く意味に沿って働いていて、美容師はそうではないと言えるのでしょうか。違いますよね。

 

働くことのもう一つの目的はその仕事を通して自己実現できるかどうかだと僕は感じます。

 

投資銀行マンはその業務を通して「自分が経済を動かす一端を担っている」と誇りに思っている一方、美容師もひとに美しさを提供することで自己実現をしています。単純におしゃべりが好きなのかもしれません。

 

要は、自分が一番居心地の良い職場であることが、気持ちよく働けるかどうかを決定する大きな要因になるのではないでしょうか。

 

先日、LINE執行役員の田端さんがおすすめしていた「確率思考の戦略論」を読んでいると、冒頭にこんな内容が書いてありました。

「人は仕事を選ぶけれども、仕事も人を選んでいる」

 著者のひとりである森岡さんはアメリカに行ったとき、次から次へと声をかけてくる現地のキャッチのお兄さんの顔を見ていくうちに、脳裏に衝撃を受けたそうです。「あれ?!歌舞伎町のキャッチのお兄ちゃんと同じ顔をしている!」と。銀行員などでも同じことが言えるみたいです。

 

自分にとって気持ちいい選択をしよう

結論として言えることは、自分にとって一番気持ちがいい選択をしようということです。

 

普遍的な正解はありません。20代の間はそこそこ稼げてモテたいのであれば外資系や日系の大きなところに行くべきでしょう。自分のチカラで世界を変えたいのであればベンチャーに行くか起業しましょう。仕事で自己実現はしなくていいから、プライベートを充実させたいなら、ホワイト企業かフリーターですかね。ま、好きなようにしてください