こんにちは。KIDです。少し前まで夏とは思えない涼しさだったのに、もうすっかり真夏になりました。サマーインターンを控えている就活生にとっては地獄です。
さて、以前こんな記事を書きました。
totaltenbosslove.hatenablog.com
就活をしていく中で変わっていく自分の考えを残しておこうと思い、このような記事を書いたのですが、実際ちょっと変わってきました。
就活の軸の変化
以前は、就活の軸なんて年収かワークライフバランスがとれるかに最終的には帰結すんだろと、そう思っていました。いろいろなところでみるやりがいという文字は、仕事というものはつらいもの、そしてインターン先で働いている社員さんたちの疲弊具合を見て、社畜を無理やり働かせるためのドーピングだと考えていました。
しかし、サポーターズという就活を金銭面でサポートしてくれるサービスを利用し、なんとなくいったベンチャーの説明会で、これがやりがいかと、前がひらけたように感じたのです。
こちらの就活サービスでいくつかの会社の説明会に参加させていただいたのですが、特に感銘を受けたのはサイバーエージェントでした。
いままでサイバーエージェントってブログとゲームの会社で、文系が行ってもどうせ営業とかしかできないし、しかも社員さんもちゃらちゃらしてるんだろうなと思っていました。
しかし、説明会が始まってから僕の考えは一変しました。IT業界はどの分野をみても伸びていること、アマゾンが金融の仕事を奪いつつあること、グーグルがこれからやろうとしていること、新しい事業がどんどん生まれるからちょっと詳しければその道のトップとしてキャリアを駆け上がることができ、自分のマーケットバリューがあがること、サイバーがこれからやろうとしていること…。
どの話も魅力的で、自分のIT業界に対する無知さを恥じました。
そして、極めつけはそこの採用責任者とお話をする機会があったときに、その方がおっしゃっていた言葉でした。
「わたしは昔を思い出して、あの頃はよかったなぁとか、感傷に浸るような人生は送りたくない。常に今が一番だと感じることができる生き方をしたい。サイバーではそれができる。」
そう目を輝かせてしゃべるその方を、僕は心からかっこいいと思いました。その方は女性で、見た目はいわゆる世間で言われているようなキラキラ女子で可愛らしいのですが、中身は芯が通っていて、とても優秀な方だと短時間でもわかりました。
このあともワークスアプリケーションズのインターンを受けたりして、自分の就活の軸が年収やワークライフバランスからやりがいへと移っていくのがわかりました。
孫正義さんが英半導体最大手ARMを買収
先日、ソフトバンクの孫さんが大型買収をしたことが大きくニュースで取り上げられていましたね。下はそれについて孫さんが言及した記事です。
シンギュラリティに関してはいろいろな見解が各地で飛び回っていますが、孫さんは30年後にくると考えているようです。
僕自身もシンギュラリティ後の世界には興味があって、結構調べていたりするんですが、僕が見た中だとシンギュラリティが来ることによって人類にとって良くないことが起こると考えている人がめちゃくちゃ多いです。
反対に、AIによって仕事が奪われるということに対して肯定的な意見を持つのが脳科学者の茂木健一郎さん、元ライブドアのホリエモン、ZOZOTOWNを展開しているスタートトゥディの前澤友作さんなど。特に前澤さんは最近自身のツイッターでお金が無くなった世界のことを書かれていて面白いです。
お金が世の中からなくなり、全てのモノやサービスが無料になった時、人は贅沢をしたいと思うのか。人より大きな家や速い車に乗りたいと思うのか。それとも質素に必要最低限のモノやサービスを消費することを美しいと思うのか。
— 前澤友作 (@yousuck2020) 2016年8月4日
お金が世の中からなくなり、給料のために働かなくてよくなった時、人はいまの仕事を続けるのか。人が作ったモノやサービスを無料で消費するだけで、自分は生産活動をしなくなってしまうのか。それとも自分の特技を生かしたり、人の嫌がることを率先してやり、人や社会の役に少しでもたとうとするのか。
— 前澤友作 (@yousuck2020) 2016年8月4日
お金が世の中からなくなったら、強盗も脱税も借金もなくなる。家族間や国家間でのお金をめぐるトラブルもなくなる。銀行も証券会社も保険もなくなる。もしかしたら警察や裁判所もなくなるかも。
— 前澤友作 (@yousuck2020) 2016年8月4日
お金を地球上から消す。人類史上最大の革命だと思う。
— 前澤友作 (@yousuck2020) 2016年8月4日
人工知能についてはこちらの記事でも語っています。
totaltenbosslove.hatenablog.com
ワクワクするかどうか
どうせ働かなくてよくなるんだったら、年収やワークライフバランスは最重要じゃない。幸い僕には欲もそんなにありません。だとしたら、就活の軸は、その会社が自分にとってワクワクする環境であり、ワクワクすることをできるところなのかどうか。いまはそれが一番大事だと考えています。
好きなように生きる
まとめとしては、人間、自分がしたいようにするのが一番だなと。当たり前ですけど。お金のためにいやいや働くとか、できればしたくない。当たり前ですけど。他人の時間ではなく、自分の時間を生きたいと思います(最近のホリエモンの著書にも少し影響されてる…)。
好きなように生きるということについては、こちらの本がかなり面白かったです。
一橋大学大学院の教授でもある楠木さんの著書です。newspicksでの連載をまとめた本で、ものすごくボリューミーなのですが、どんな質問に対しても「好きなようにしてください」と返事する、なかなかユニークな内容となっています。楠木先生のユーモアセンスと、知見の深さが詰まった一冊です。最後のほうのクリステンセンの話はさすがに笑いをこらえるのに必死でした(笑)
では、今回はこの辺で。
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